退院後、入院前に体験に行っていた作業所を利用することに決めたので、それに関することや、今までに利用していた福祉サービスの担当の方が一挙に集まって、方針のすり合わせや意見交換をしましょう、みたいな場が設けられた。
そのメンツのひとり、役所の福祉課の方。
事前に「なんというか…圧が強いというか…なんというか…」と聞いていた、のですが。
ほんとうに圧が強いというかなんというか。
なにかを聞かれれば聞かれるほど。
それに答えれば答えるほど。
わたしのなかのなにかがすり減っていく感覚になったというか、なんにも響いている気がしないというか…。
端的な言葉で言うと、責められている気分になった、というか。
先方にそんなつもりはおそらくなくて、だからわたしの受け取りかた、とらえかたの問題だとは思う。(悲観的なうえに被害妄想癖がある…)
覚えてなくてすみません
こんなこともできなくてごめんなさい
わがまま言ってすみません
家から出ようとしなくてすみません
入院してごめんなさい
生きててすみません
もはや、なにを言われたかなんて覚えてなくて、終始頭のなかを「ごめんなさい」が占めていた。
そして、この集まり(?)が、入院中でよかったと、心底思った。
他の患者さんがいる。
看護師さんがいる。
閉鎖病棟である。
わたしにとってそれらは、なんとか自分を抑えるストッパーになってくれるものだから。
今は守られている、と思うことが必要だと思うから。
そうじゃなきゃ、到底耐えきれなかった。
しかし、もう二度とあの人には会いたくない。
福祉サービスを利用させていただく以上、そうもいかないのかもしれませんが。
窓口で会うかもしれないもんな。やだな。
利用者に罪悪感や恐怖心を抱かせるってどうよ、と思わなくもないわけで…けれどきっと、世間ってそんなもん。なんですよね。